神棚の特徴
箱宮、屋根宮の違いについて
箱宮は社を箱型のケースに入れた神棚の種類です。主に北陸から北海道にかけて一般的にお祀りされています。 側面ガラスを用い、全体の重厚感をバランスよく整えているため、和室でも洋室でも違和感なくお祀りすることができます。 掃除に関しても、ケースに入っているため、屋根宮よりも楽に行えます。また、前面は4枚ガラスにより開閉可能になっているため、ホコリなど防ぐことができます。 箱宮の設置時に棚板は必要ありません。 通常、神棚を祀る際は、壁に棚板を吊って台を作らなければなりません。しかし、箱宮は背面に吊金具を備えているため、直接壁に設置することができます。 もちろん、棚板を設置し、その上に箱宮を祀っても結構です。より荘厳に見え、付属の神具などが多い場合にも対応できます。 その他の特徴として、「幕」でも「みす」でも取り付けが可能という点があります。 一般的な屋根宮では左下の画像のように、棚板を設置し、そこに「幕」を張らなければなりませんが、箱宮においては「幕とみす」の選択ができます。 また、弊社の箱宮にはお祀りする際に必要となる神具土器がセットになっている点も大きな違いです。 屋根宮は昔から全国の家庭で一般的にお祀りされている神棚のカタチです。 特に、和室との相性がよく、大きな屋根宮を和室に祀るとなると、その雰囲気は格別です。 ※右写真は壁にかけた状態を再現しております。棚板は壁に吊るし、幕は天井から下げて下さい。 屋根宮を設置するには棚板が必要です。 タンスなどの上にお祀りする方も多いですが、基本的には神棚の下は空間を取って頂きたいです。そのため、壁に神棚の大きさにあった棚板を吊って台を作って下さい。 また、掃除の時は箱宮のようにはいかないので、細かい所も一つ一つ丁寧にホコリを払って下さい。 棚板は組上げ前の状態で販売していますので、右の画像のような状態に組上げていただいてからお使い下さい。 また、屋根宮の場合は、棚板にみすを取り付けできないため、幕のみとなります。箱宮の特徴
屋根宮の特徴